2019年に盛り上がった漫画で好きなやつ
年末ということで今年盛り上がった漫画についての話。
鬼滅の刃
多分ジャンプ読者に今年盛り上がった漫画と聞くと、100人中100人鬼滅の刃と答えると思う。そのくらい勢いがすごかった。去年の年末から無限城での最終決戦に入り、1年間ずっとワクワクしっぱなしだった。
自分にとって去年までの鬼滅の刃は「キャラはいいけど他はいまいち」の中堅漫画って印象だった。序盤はすぐ打ち切られると思っていた。面白いかもと思い始めたのは炎柱VS上限の三戦が終わったあたりからだった。ただそのあとの遊郭編も面白かったんだけど突き抜けた面白さは感じなかったし、さらにそのあとの刀鍛冶の里編はいまいちだった。「永遠のブレイク寸前」って某ロックバンドみたいなキャッチコピーをつけたくなる感じだった。
ただ無限城編に入ってから手のひらを180度返すことになった。
善逸かっけぇぇっぇぇぇぇ
↑である。去年までの鬼滅の刃に感じることがなかった少年漫画的な格好良さがそこにあったのである。上限の六戦以降も上限の三・二・一と最終決戦らしくキャラを出し惜しみしない緊張感のあるバトルにわくわくが止まらねぇぞオイ!!。そしてキャラを深める回想がいい味をだしていた。上限の三戦とかはバトル+回想のコンボに完全にノックアウトされてしまった。
おそらく自分と似たような読者が多かったのか今年のジャンプでの掲載順はワンピースに次ぐNo.2だった。終わりも近いだろうからこのまま完結まで突っ走ってほしい。
五等分の花嫁
普段ヒロインが複数いるラブコメ読まないんだけど、今年の面白さを見ると読んでいてよかった。ちなみに自分はラブコメではなく5人の容疑者から将来の花嫁を推理するラブミステリーだと思って読んでいる。
去年までの印象はなんか作者が同世代っぽい可もなく不可もないラブコメって感じだった。面白いと思い始めたのは修学旅行編に入ってからだ。長女が暴れて四女が暗躍したあの修学旅行だ。長女が三女のふりをし始めてからの緊張感がラブコメが出していい緊張感じゃなかった。毎週毎週長女が何をするのか楽しみでしょがなかった。マガジンは15年近く読んでいるけどラブコメをこんなに楽しみに思ったのは初めてのことだった。気が付けば私は五女派から長女派になっていた。
年末には将来の花嫁らしき容疑者が判明しうおぉぉぉぉぅぉってなった。ネタバレになるため容疑者の名前は伏せるが、今までの物語を見ていたら納得できる結果だった。マガジンお得意のサブヒロインでワンクッション挟んでメインヒロインに行く展開でないこと祈るのみである。
雑記
鬼滅の刃もそうだけど今年はジャンプが面白かった。ワンピースのワの国編はここ10年くらいで一番面白いと思う。アクタージュ・Dr.STONE・呪術廻戦の中堅組も盛り上がった。あとは彼岸島が48日後になってから一番好きだったかかも。月曜日に楽しみが多い一年だったなぁ。
次は2019年に始まった好きな漫画の話を書く予定。